和歌山県内の中小企業者のWeb活用のための補助金
ホームページ制作に活用できる中小企業者向けの補助金制度を紹介します。「販促ツール作成支援補助金」はウェブ媒体ツールを作成、改良する際に使っていただける和歌山県の販促デジタル化販促事業の補助金です。
補助金の詳細は、下記のリンクから参照してください。
こちらの記事では、この補助金の概要と有効的な活用方法についてご説明いたします。
補助金額は最大50万円
補助対象経費の1/2が補助されます。尚、この対象経費は税抜金額です。
つまり、補助対象経費の最大は税抜100万円(税込110万円)となりますので、その金額内でのホームページ制作費等に活用することができます。
対象となる経費は4種類(ホームページ制作以外の経費も対象に)
（１）外注費
ウェブサイト等（ウェブ媒体ツール）の作成又は改良に必要な業務の外注（請負・委託等）に要する経費
例）自社ホームページの作成又は改良
自社又は自社製品のPR動画の作成から公開まで
自社ECサイトの作成
「ウェブサイト」という表記がありますが、簡単に言うとホームページやEC(通販)サイトなどのことです。新規作成だけではなく、既存のページを作り直す経費も対象となります。またPR動画の作成も対象となっています。
（２）広報費
自社及び自社製品のインターネット（SNSツール等）を活用したPR等に要する経費
例）SNS広告、リスティング広告
(2)(3)(4)は(1)を実施する事が条件となります。作成したホームページや通販サイトを多くの人に見てもらうために有効な手段として、広告という方法があります。ネット広告であれば、広告予算を自由に設定できるなどの利点があり、今日の社会においてネット広告による宣伝は充分検討の価値があります。
（３）専門家利用費
ウェブサイト等の作成又は改良やマーケティング・広報戦略策定等に必要な専門家等の技術指導や助言に要する経費
例）作成、改良する自社ホームページに対するコンサルティング
自社のターゲット層に応じた効果的な情報発信手法のコンサルティング
ホームページ制作業者によっては、制作する技術を得意とされている一方で実践的なマーケティング支援については専門ではないケースもあります。本補助金ではホームページ制作だけではなく、別途コンサルティング費用も対象になりますので、制作したページを戦略的に集客等に繋げたいと考えられている場合には大変有効です。
（４）サービス利用費
ウェブサイト等を構築し、公開するまでにかかるドメイン取得やサーバー利用等のサービス利用に要する経費
例）独自ドメイン取得費、レンタルサーバー利用費、SSL認証費※（１）外注費は「和歌山県IT関連事業者登録」の事業者に発注するものに限ります。
※（２）広報費、（３）専門家利用費、（４）サービス利用費は（１）の実施にあたり、併用して行う場合に限ります。
ホームページを稼働させるためには、ホームページを入れておく「サーバー」という入れ物のようなものと、「ドメイン」という所在地のようなものなどの環境が必ず必要で、それらにはランニング費用が発生します。本補助金では、ホームページ公開までの期間についての費用が対象となっています。
補助金の対象となる事業者・業種
和歌山県内に事業所を持つ中小企業(個人事業主もOK)で下記表の業種であることをはじめ、いくつかの条件があります。
詳しくは、補助金の公式ページをご確認ください。
補助対象となる事業・発注先
ウェブ媒体を活用した事業活動を行うにあたり実施する作成又は改良を主たる事業とし、次の（１）から（３）を全て満たすものであること。
（１）県が公表する和歌山県IT関連事業者登録名簿に登載された事業者に対してウェブサイト等の作成又は改良の発注を行う事業であること。
和歌山県IT関連事業者登録 | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)（２）この補助金の交付決定の日から理事長が別に定める事業実施期間内に、発注、納入、検収、支払等の全ての手続が完了する事業であること。
（３）国または県の補助金、助成金を充当しないものであること。
本補助金事業の対象経費については、「和歌山県IT関連事業者」の名簿に掲載されている事業者に発注する事が必須条件となっています。名簿は上記のリンクからご覧いただけます。
私共クロノナイツも掲載されておりますので、候補に入れて頂けましたら幸いです。申請段階でお困りがございましたら、サポートさせていただきます。クロノナイツについて詳しくは、こちら。
最終締め切りは2023年10月17日
申請先は「公益財団法人わかやま産業振興財団」です。
2023年4月3日から受付が始まりまり、5/10、7/3、8/25、10/17の4回の締切があり、最終締め切りは2023年10月17日(火)です。予算上限に達し次第、募集が締め切られますので、検討中の場合は速やかな申請がおすすめです。
申請にあたり
申請あたっては、詳しくは、補助金の公式ページをご確認ください。
最新情報やQ&Aなど、ヒントになる情報が得られると思います。
以上、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
